逆効果の肩こり解消法

いろいろな肩こり解消法をご紹介しましたが、却って症状が悪化したり、逆効果になることがあります。

まず、肩こりは強く揉めば良くなる、と思い込んで、ぐいぐい押した結果、こんなことが起こる可能性があります。

・次の朝起きたら首が回らなくなった(振り向けない、頭を倒すことが出来ない、等)
・肩こりが悪化した
・押した部分に痛みが出てしまった
・筋肉痛のような状態で、体がこわばっているような気がする

これは、いわゆる「揉み返し」というものです。
「揉み返し」は筋肉を押したりもんだりしたことで筋肉を痛めてしまった状態です。

そして、人はだんだん痛みに慣れていきます。
強く押されて最初は「痛い」と思っていても、脳は痛みをやわらげる方向に働きます。
それが「痛気持ちいい」になってしまうのですが、実際には、それに慣れてしまうと筋肉がより硬くなってしまいます。

肩こりで揉む時は、血流を回復させる程度に、気持ちが良い程度にとどめておきましょう。

実際に、肩こり解消のために肩もみのマッサージや指圧をしてもらうのは、対症療法でしかない、
ということも頭に入れておいた方が良いと思います。
結局2,3日後にはまた同じような症状になっている、ということも多いです。
そして、通院回数がいつの間にか増えている、ということもあります。

マッサージが物足りないな…と感じるようになってきた人は特に要注意です。

強い力で揉みほぐす→痛みに慣れてくる→筋肉がより硬くなる→もっと強い力で押さないとコリが取れない(と思い込んでいる)
という悪循環を起こしていることになります。

血流が良くなれば、肩こりは解消されます。
体の中にきちんと酸素が運び込まれ、二酸化炭素や老廃物などがちゃんと排出されれば肩こりになる確率はぐっと減ります。

あとは、重い頭を支えるためにどんな姿勢をしているかが問題になってきます。
つまり、肩だけの問題ではなく、全身の問題になってきます。

それを、肩だけ何とかしようと無理に押しても、効果は出ません。