肩こりのメカニズム

体の中のすべての組織は、細胞が集まって出来ています。
筋肉も同じく、細胞が集まって出来ています。

そこに血液が流れ、酸素が運び込まれることによって、細胞が活性化します。
しかし、血流が悪くなり、細胞の酸素が不足してしまうと、筋肉はエネルギーが不足してしまいます。
そして、血流が悪い筋肉はエネルギー不足で緩むことが出来なくなってしまいます。

これによって、「こり」という現象が起こります。

さらには、血液は酸素を運んでくれる上に、二酸化炭素や老廃物を運んでくれる役割をします。
しかし、血流が悪くなると、この老廃物が筋肉の内部に溜まってしまい、どんどん固くなっていきます。
そして、代謝物や老廃物が外に染み出て周辺の神経を刺激することで、痛みなどを感じる状態になります。

そして、筋肉が自力で緩めないのも血流不足から起きています。

「肩こり」などのコリが起こる直接の原因は血流の悪化です。
ということは、血流を良くすれば症状は改善出来るということです。

血流をアップさせるために温める、もむ、ほぐす、などの方法は、どれも症状を和らげる手段として役立つということになります。

しかし、一時的に温めたり、もんだり、ほぐしたりするのは、対症療法でしかありません。

コリが起こるのは、姿勢が悪かったり、運動不足であったり、ストレスからきたりします。
まずはここを改善しないとコリは、対症療法で一時的にはとれても、結局また元に戻ってしまいます。

「運動」と言っても、仕事の合間に肩を回してみたり、肩甲骨を縮めてみたり、伸びをしたり、首を回してみたり…。
そんなことでも血流を少しでも改善するのには役立ちます。

また、ストレスは交感神経を過活動状態にし、全身を緊張させてしまいます。
全身が固くなってしまうことにより、血流が悪くなり、これも「肩こり」に繋がってしまいます。

そして、「睡眠不足」も「肩こり」に繋がってしまいます。
リラックス出来ないと、血流が悪くなってしまいます。
さらに、「睡眠不足」によって、リセット出来るはずの疲労がどんどん溜まっていきます。